鹿屋市Webコンサルティングスタッフブログ

9月6日の未明ごろに起きた北海道胆振（いぶり）地方を震源とする最大震度7を観測した地震の影響で道内全域が停電するという事態が発生しました。

その際に、キャッシュレス決済利用者で普段お金を持ち歩かない人達が大変困ったようです。

というのも、停電したことで決済情報を処理できなくなり、現金での取引に限定されたからです。

電子マネーやクレジットカードのようなキャッシュレス決済の普及にともない便利になる一方で、今回のように停電時には使えなくなる可能性があり注意が必要なことが浮き彫りとなりました。

停電中もキャッシュレス決済を利用できたのは、非常電源でレジを動かすことができたコンビニエンスストアの店舗に限られ、ATMもあまり稼働しておらず急遽現金を手に入れることも困難な状況だったようです。

東京オリンピック開催に向け、外国人旅行者に買い物を楽しんでもらえるようキャッシュレス決済の対応を進める中で、今後停電時の対策は重要な課題となるでしょう。


台風に続き、今回の地震も様々な被害をもたらしておりますが、1日も早い普及を心より願っています。